楽しい宝石集め(違う) デバイスレイン ◆1999年発売  ◆シミュレーション  ◆発売元=メディアワークス 
◆ストーリー=普通の高校生十夜は、クラスメイトのカスミが狙われる事件に巻き込まれ、カスミの父親の研究「イデア理論」を軍事利用しようとする組織「ダイス」と敵対することになる。
■友達から借りてプレイしました。このゲームのやり込みどころは「オーパスの収集&配列換え」!これに尽きます。ストーリーもキャラもこれといって斬新なものは感じられなかったけど、一つでも熱中できるものがあったので私は満足でした。
■このゲームでの武器は「オーギュメント」と言って、その武器にオーパス(宝石)を3×3=9個はめ込みます。オーパスには赤青黒白緑黄の6色属性があり、この色の配置によって戦闘で使える技が決まります。ちなみに相反する色が同じ列にあると技は発生せず、また真ん中にあるセンターオーパスは各自決まっていて動かせません。センターオーパスの色に合わせて相反しない色を配置する。これにハマるんですよ!強い技をたくさん使えるように、いかに無駄なくベストな配置にするか、延々と配置換えしてました。楽しかった…!
■もう一つ楽しかったのがオーパス集め。敵を倒すともらえます。オーパスというのは、一般に「呪われている」と噂されるような歴史的なエピソードを持つ物の情報を写して作られています。ゲームに登場する200以上のオーパス全てが歴史的ないわく付き。例えば関わったものに死をもたらす「ホープダイヤ」(スミソニアン博物館にあるらしい)、ナポレオンを水難により敗北させた「アクエリアス」、皇女アナスタシアを銃撃から守ったとされる「ロマノフ・イコン」等。この説明を見るのが楽しくてオーパス集めまくりました
■武器である「オーギュメント」のデザインがかっこいいです。キャラ固有の武器で、鎌、ボーガン、銃、爪など色々な種類があります。銀と黒を基調とした変わったデザインで、禍々しい感じです。好きなデザインはやっぱりかな。面白いのが槍。ジャンヌダルクを貫こうとした時に曲がったという伝説を持っていて、そのまま安全ピンのように曲がったデザインが中々変わってて好きでした。
■四コマの人は真端実といって、主人公達をサポートしてくれる組織の親玉です。外見は温厚そうなのに、何でだか底知れない人。見返りなく親切にしてくれるのが怪しかったです。終盤で選択によってはAランクのオーパス(戦闘でも中々手に入らない)を10個もくれます。何でそんなに親切なんだ…!怖いよ…! きっと一人で敵をなぎ倒してるに違いないよ…!

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