二重人格で危機を乗り越えろ クロックタワー ゴーストヘッド ◆1998年発売  ◆ホラーアドベンチャー  ◆発売元=ヒューマン 
◆ストーリー=主人公のは、預けられることになった知人宅で何かに憑かれたような状態の末娘に襲われる。家のあちこちにある黄色い血、バラバラ死体、けたたましく笑いながら包丁で襲いかかる幼女。恐怖に耐え切れなくなった時、優のもう一つの人格「翔」が現れた。   ■前作クロックタワーとは話の繋がりがないけど、同じ雰囲気の横スクロール画面に強烈に惹かれて買ってしまった…。殺人鬼と一つ屋根の下という状況に惹かれるのか。初めてデュアルショック対応ゲームでした。玄関入った途端、シビビッと振動が…心臓に悪かったです。  
二重人格の主人公というのがツボでした。普段は気弱な女の子だけど、危機に直面した時に男の人格「翔」が現れるというのが中々変わってます。翔は優とは正反対の乱暴な性格だけど、何故か表の人格「優」に気遣いを見せるところが。喋り方も女性の声だけど男らしくなっててかっこいい!   ■クロックタワーにおいてシザーマンのハサミの音はユーザーに多大な恐怖を与えましたが、今作でも音での恐怖の演出は健在。一章の屋敷では包丁をもった女の子の「キャハハ」という笑い声、三章の研究所では般若の面を付けた男の大鉈を引き摺る音が、敵出現の合図になります。ハサミ男を上回る恐怖です。ナタ男 
■システム面でも二重人格が生かされています。優の時は色々な場所を調べたり、危機になると隠れたり、そこらにあるもので敵を撃退できます。しかし翔の場合、銃などの武器を使って敵を倒せるのです!逃げるしかなかったクロックタワーシリーズで!これは画期的!そのかわり回復できない。翔は疲れなんか気にしないってことか…。   ■相変わらず真相があまり解明されないままのハッピーエンドはクロックタワーの定番。ゾンビもバイオハザードに比べればしょぼいです。が、それでもやってしまうこのシリーズ。もはや横スクロール画面を見たら買わずにはいられない!PS2になっても、このシリーズが出たら買います!こうして三角シール(暴力注意)のソフトばっかり増えていくんだ……。 

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