中学生の青春と都市伝説

夕闇探検隊

◆1999年発売  ◆ホラーアドベンチャー  ◆発売元=Spike
最初不良からの呼び出しかと
思ったよ・・・

三人の主人公の葛藤と家庭事情がリアル。特にクルミの家庭事情は複雑です。 幼すぎる性格でも本人はまったく困っていないのに、両親は知恵遅れではないかと心配して精神科に通わせる。実際にもきっとこういうことはあるでしょう。
ストーリー=陽見台中学校では「人面ガラスを見ると100日後に死ぬ」という噂が流れていた。ナオ、クルミ、サンゴの三人は噂を確かめようと学校裏の森にある烏塚を訪れる。ナオが一人の時目の前に謎の生物が現れ、「あと100日で誰かが死ぬ」と告げられてしまう。その日から三人は陽見市にある様々な噂を調べ始める。 ■色々な噂を確かめるというストーリーだけど、全部が全部霊現象というわけではなく、 人間の陰の部分が引き起こした事件だったり、噂が噂を呼んだ都市伝説だったり。そういうところがかえって現実にありそうで面白いです。「こっくりさん」やっただけだったり、ぎょう虫の噂を確かめるだけでも、当人達にとっては立派な事件。青春ですね!
■クラスメイトの描かれ方がうまい。いじめ、グループを作りたがる生徒、異質な人間を排除したがる傾向。スタッフは中学校に潜入捜査したのか、と思うくらい。
■私の友人のつーちょんは何故かカスカちゃんのBGMを気に入り、よく口ずさんでいました…ホントに何故…。
■またも横スクロール画面大好き病が出て、我慢できずに買ってしまった…。トワイライトシリーズと同じスタッフが開発。 ■主人公の一人、ナオ(♂)が何故かよくもてるような気がする。サンジョウさん、ニシ君、セガワ君、クメコウジロウなど。…男が多くないか…?
■パノラマモードが怖かった…。自分視点で、画面操作して見回さなければいけないので、ぐるっと後ろを振り返った先に誰か立っていた時にはもう…!(涙)。「うわ!」と叫んで隣にいる友人に全握力でしがみついても私に罪は…ありますか。ごめんよ友人。ホラーゲームやっている時私の隣にいる友人はことごとく被害に遭うのでした…。 ■左の三コマは日曜に見られるキャラ独自のイベントシーン。最初ニシ君のことをよく知らず、不良から呼び出し食らったのかと思っていたら、意味深なセリフを吐いて何故かフェードアウト。見ていた私と友人たちは「え・・・なんだ今のは!?」状態。その後もニシ君は怪しかった…ははは…(汗)。例えば「俺より犬の散歩の方が大事なのか!」とか(違)。

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