一柳 和(なごむ) 21歳。大学生。 今回も当然不運・巻き込まれスキル発動で、呪いやら怪奇現象やら曰く付きの城の中を探索する羽目に。 じいちゃんの格言シリーズ(今回は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」)は今回もやっぱり実行できていない。 極度の怖がりだからてっきり引っ込み思案のインドア派かと思っていたら、意外にもアメリカ留学なんかしてた!ほんとに変に行動派なんだなあ。 ばっちり殺人阻止するのもいいんだけど、死体発見してショック受けたり気絶したり泣いたりする和を見るのも、なんというか、醍醐味ですよね…。グッドED見た後も、阻止失敗を見る為につい何周もしてしまいます。 事件が起きた時、別に積極的でもなく自分に自信があるわけでもないのに、「何とかしなきゃ」「早く終わらせなきゃ」と思ってしまう不思議な性格。何でも背負い込んで人の倍傷ついてるような気がする。でもその性格が事件解決に繋がっているんだろうな。 | |
日織。 26歳。役者。 前回の「相談したい事」が今回の事件に。和服なくせして交友範囲がワールドワイド。ドイツ語もOK。見た目に違わず日本刀所持しているらしい。やっぱりか。 一度クリアしてから改めてプレイすると(なーに言ってんだお前はよう!って思うプレイヤー多数だと思う。特にアレになってる時とかね。序盤での和との会話はきっと楽しんでたよアレ。) 結構悪し様に言ってますが嫌いじゃありませんよ。むしろ好きですよ。ただ突っ込みどころが多くてね…。 たまには和を迷宮付きじゃないところに連れてってあげてください。 | |
アル。(アルノルト・フォン・ルロイ) 19歳。伯爵。 父母を早くに亡くし、若くして爵位を継いだ城主。 敬愛する祖母が日本人だったため、かなりの親日家。 穏やかで多少世俗に疎く天然だが、公務では隙を見せないしっかり者。 もう伯爵じゃなくて王子でいいじゃないか。完璧に見えて、日本に関する知識がちょっと間違っているのがかわいくてしょうがない。千恵子に吹き込まれたのもあるけど。 (ラストでの彼は毅然としててかっこよかったんだけど、かえってショックに必死に耐えているような気がした。 事件は解決したけど、これから時々、いやもしかしたら常に「自分だけ知らなかった」という罪の意識に悩まされるんじゃないだろうか。彼を見ながら。そう思うとちょっと切ない。) | |
クレア。(クラリッサ・マイアー) 27歳。アルの主治医。 アルやザック達とは幼馴染。気さくなお姉さん。 医者であるため事件が起きても取り乱さず理性を保つ。 アルと同じく日本についての知識がちょっと間違ってる。(日本の温泉には猿がいると思い込んでいるのがなんとも(笑)。) 医者になったきっかけ(痛くない注射に感動したから)が面白い。なんかとっても理系。 (狂言での失踪は教授に申し訳なく思っただろうなあ。教授いい人だもの。私は結構「叔父と姪っ子」っていうのが好きです。親子じゃないけど身内っていう距離感が。) | |
ティーロ。(ディートリヒ・ケステン) 27歳。執事。 アルやクレア達とは幼馴染。生真面目な性格で、主人に絶対の忠誠を誓う。 たまに表情を変えずに冗談を言うので和は律儀に騙される。 前作ではニセモノ執事だったけど、今回はホンモノだよ!カッコイイ! (彼の人格から犯人を予想するのは難しいと思う。だってほっとくと延々とアルの自慢話したり、その忠誠心が演技だとはとても思えないし、実際演技ではない。 ) 選択によってこの人と長く会話するシーンはかなり緊張した〜。(顔色一つ変えず慇懃無礼に嘘を突き通す執事は、悪魔人格よりもよっぽど手ごわい!自分達のしてることを棚に上げて、和を疑っているなんて、よくもまあ…。感心した。こっちが間違ってるんじゃないかって気にさせられる。) | |
ザック。(絹也・イザーク・フォン・ルロイ) 24歳。アルの従兄。 父が先代の養子なので血筋からは外れているが、アル達とは親しい。 大雑把で単純な自信家。自分と正反対のネリーにベタ惚れしている。 オカルト好きな教授や無愛想な三笠にいちいち噛み付いているが、本気で仲が悪いわけではまったくない。 (ほかの人達は、一緒に捜査してるーって感じがあったのに、ザックの時だけはあんまり一緒に捜査してくれなかったような…。単純だから推理とか出来ないんだろうな(笑)。まあ癒し担当ということで。「俺は頭いいからな!」と笑顔で自分で言っちゃうような人だし。 彼の言動はたまに前作の椿を思い出させるなあ。つまり素直なおバカさん(笑)。) | |
ネリー。(コルネーリア・ハッセ) 18歳。メイド。 田舎から出てきたような純朴な女性。清楚で真面目なメイドの鑑。千恵子よりよっぽど大和撫子っぽい。 日本語は片言でしか喋れない。 前作でちらっとメイドの話題が出てきたけど、今回はホントにメイドさんが出てきた!ここんちのメイド服はむやみにヒラヒラしてなくてシンプルでいいなあ。やっぱり本場はこうであるべき。 (実は…最初何の論理的な根拠もなく彼女を疑ってた。だってOPデモに出てくる女性に似てるんだもの。ごめんよ。) | |
中居千恵子。 21歳。メイド。 元気とやる気に溢れたそそっかしいメイドさん。 まだ甚大な被害は出ていないが、時折周囲の人の心拍数をかなり上げている。 アルをどうしても伯爵と呼べずに王子と呼ぶ。 かわいいなあ。状況が切迫していくほど、落ち込む暇を作らずによく働くのが健気でかわいい。 彼女から日本の間違った知識が流出しているんだけど、まったくの嘘ってわけでもないからなあ。秋葉原にはメイドがいっぱい、とか(笑)。 (若いのにもう婚約中。なんか誰にも縛られない自由奔放な感じだから、ちょっと意外。) | |
ヴィンス。(ヴィンセント・ギルモア) 50歳。大学教授。クレアの叔父。 専門は史学のはずだがオカルトや幽霊の研究に心血を注ぎ、どんな事件が起きても犯人を幽霊にしたがる。 普段は非常に紳士的。怪奇現象が起きるとテンションMAX。 様々な呪いの伝承があるこの城は教授にとって宝の山。 教授〜〜!いい人だよ。オカルト話してる時は子供のように純真なんだけど、いざという時は和を気遣ったりするところがとっても大人。 (ヴィンスルート以外でのクレアが見つかった時の喜びようが、もう微笑ましくてしょうがない。) 各ルートではわりと相手方の部屋で一緒に推理というのが多いんだけど、教授と推理してると、何か報告するたびに「よし、今から行こう!」ってなるのが楽しかったなあ。すんごいアクティブな教授(笑)。 | |
三笠尉之。 36歳。アルの祖母方の親戚。 無愛想で歯に衣着せぬ物言いとツッコミで相手を(主にザックとクレア)を怒らせる。本人に悪気はまったく無し。 事件が起きた際には一般人とは違う目線と冷静さで合理的な判断ができる。 他の人達とは最初からかなり立ち位置が異質。勝手に名探偵と呼ばれておろおろしている和と違い、さすがは(職業欄に『探偵』と書ける本職探偵(多少範囲は限定される)。事件が起きる前から油断していない。 猫に関してはツンデレではないな(笑)。素直に猫飼いたいって言ってるし。) 日織を始め周囲の人達って和に甘いんだけど、この人は珍しく厳しい。そこがいいなあ。甘やかさない厳しさの方が、ためになることもあるだろう。(EDの手紙では三笠のが一番好きです。) |