ジェイムス・サンダーランド。
 主人公。事務員。29歳

 亡き妻メアリーからの手紙に導かれ、二人の思い出の地であるサイレントヒルを訪れる。

 妻は死んだはず、あり得ないと思いつつも、もしかしたらという思いも捨て切れない。願望と現実の間でぐらぐら揺れている。
 (ハリーのような必死さは無いのに、迷いながらも進むことを止めない。そこに愛情の深さが窺える。もうサンダーランド夫妻大好き)。
 メアリー・サンダーランド。
 ジェイムスの妻。25歳。

 3年前に病死したはずだった。手紙には「思い出の場所であなたを待っている」と書かれている。

 (ビデオの映像からは、ごく普通の女性に見える。病気さえなければ、夫と平穏な人生を送っていた。それを狂気の町サイレントヒルの中で感じさせる落差が良い。)
 ローラ。
 メアリーの知り合いらしい。度々現れてはジェイムスを責める。8歳。

 この年代特有の小生意気さがかわいい。
 幼い少女が一人でサイレントヒルを歩き回っているので、(まさかこの子もジェイムスの妄想、と思ってしまった。
 ゲーム中では悲壮感はないものの、この子も「母親になってくれたかもしれない人」を失っているのかと思うと可哀相
)。
 マリア。
 謎の女性。メアリーと顔はそっくりだが、服装や髪の色はまったく違う。
 
 (性格もメアリーと正反対。人を振り回すタイプ。絶対メアリーの方がいいと思うんだけど、まさかこういうタイプにもちょっと心惹かれるのか、ジェイムス?)。
 三角頭。レッドピラミッドシング。
 
 大鉈を引き摺りジェイムスの行く手に立ち塞がる異形のモンスター。
 
 こんなにシンプルで恐ろしいデザインのモンスターを見たことが無い。何で三角!?
 戦闘では、銃で撃ってもガツンと硬そうな音しかしないので、ほんとに効いているのかすごく不安になる。
 彼にだけは鉄パイプで立ち向かう勇気が持てない。私にとってはSHシリーズ中一番怖いモンスターだった。


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