何十通りもの恐怖      

学校であった怖い話

◆1995年発売 ◆サウンドノベル        ◆発売元=バンプレスト 
開発=パンドラボックス
■6人の語り手は聞く順番によって違う話をします。最後に誰が話すかで7話目も違ってくるので全部で42種類ほどの怖い話があるわけです。もちろんその話の途中にも選択肢があり、それによって同じ話でもまったく違う内容になります。結構飽きずにKさんと一晩で6周くらいプレイしました。 ■話す内容もなかなか濃くて怖いけど、それ以上に怖いのが曲者ぞろいの語り手たち。明るい女の子、暗い人、美人、ぽっちゃり系、兄貴、どう見ても変な人…彼ら自身は普通に話してるつもりでも、どこか言葉の端々に狂気の欠片や特異なものが見えることも…。
ストーリー=主人公の所属する新聞部で学校の七不思議を特集することになり、主人公は七不思議を良く知る7人の取材を頼まれる。当日、6人の生徒が集まり7人目が現れないまま「学校であった怖い話」が始まった…。 ■登場人物の画像は実写撮り込みです、が、PS版では現役高校生使ってるけど、SFC版ではスタッフ使ってます。なかなか濃い顔触れで、私は嫌いではありません(笑)。風間はちょっと詐欺みたいな感じだけど(あんな高校生いません)。 謎の部長
語り手達よりよほど怖いような…

■友人Kさんの家に泊まりに行く時、何か夜にやるゲームをを思って中古2000円程で買ったのがこのソフトでした。スーファミと思って侮っていました。それ程期待せず軽い気持ちで二人でゲームを始めたのですが…一番最初に一番怖いEDシナリオを選んでしまったらしく…怖かった!夜にやってたので、また特に…人形怖かった。 ■語り手の6種類の話の中に一つ特殊なシナリオ「語り手が消える話」があり、その話である決まった選択肢を順に選ぶと、語り手が話の最後に消えます。語り手によって「消える話」の順番が違うので、うまく繋げれば話が終わるたびに語り手が一人ずつ消えていき、7話目には主人公だけが残されるのです!そこで通常とは違う7話目が始まって…シナリオ書いた人はすごい。
■私が一番最初にやった時、一話目で岩下を選んで、特に何も考えずにやったら、偶然にも「語り手の消える話」になってしまいました。この時はただ岩下がどっか行っただけと思っていて、まさか一番最初に特殊シナリオにぶち当たったとは想像も出来ず……。 でもプレイしていた私達はわざとひねくれた選択をしていたので、それも有りか…。

→Game top


inserted by FC2 system