悪夢からの救出 Psycho Dream ◆1992年発売 ◆アクションゲーム ◆発売=日本テレネット
◆ストーリー=仮想空間を体感できるゲーム機「Dムービー」は若年層に爆発的に普及した。しかし同時に仮想空間から現実へ還ってこない若者も増加。デバッガーであるリョウとマリアは、Dムービーソフト「廃都物語」にブレインアウトした病弱な少女沙耶香を救う為に、少女の悪夢の中へ潜行した。沙耶香が死ねば自分達も死ぬ危険な任務だった。 ■Dムービーソフト「廃都物語」の世界という設定なので、ゲーム画面の背景もスーファミながらなかなかかっこいいです。壊れたビル、地下鉄、夜の公園、廃墟の遊園地。音楽もどこか不安定で狂った感じ。ラスボスにはシューベルトのアヴェマリア、EDにはシューベルトの子守唄が使われていて、センスいいなあと感心。
■雑誌でちらっと読んだ紹介と、一度だけ見たCMでかなり気になり、中古で買ったソフト。確か「来ないで。私を探さないで。」がキャッチコピー。最初見たときは「弟切草」のCMかと思いました。世界設定とゲーム画面の退廃的な雰囲気につい惹かれてしまいました…。アクションゲームと思えない深い設定と、変に暗い雰囲気のキャラは、カルトゲームと言っていいかも。友人達と意地になって徹夜でクリア。 ■音楽作った人の名前が「なるけみちこ」さんなのですが、これはあのワイルドアームズの音楽のなるけみちこさん?ワイルドアームズの曲は西部っぽくて明るめだけど、こっちの音楽はかなり病んでますよ〜。
■友人と交代でプレイしましたが、やはりそれぞれの個性が出ますね。敵を避けようともせずビーム連射で突っ込んでいく私は、確かこの頃から「命知らず」とか言われるようになったのでした(遠い目)。
■このゲームこそマイナーでしょう。色々なレビューサイトで「学校であった怖い話」や「ライブ・ア・ライブ」はちらっと見かけたことがあります。この「Psycho Dream」は一度も見たことがありません!名前さえも。これを知ってる人は中々貴重ですよ! ■リョウとマリアのどちらかを選んでプレイできます。リョウは赤マントで、まあそれはそれでいいんですが、マリアは黒のボンデージ…女王様…武器は鞭だし。でもビームが追尾型なので使いやすいです。結局マリア使用でクリアできました。

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