ドラマ『JIN−仁−』完結編の感想。






『JIN−仁−』6話感想。
この頃になると龍馬は長崎とか京とか薩摩とか飛び回っているから、
仁が動かないと龍馬に会えないんだな。江戸でじっとしてちゃ駄目。
仁は龍馬に会えて嬉しいあまりいつもと行動が逆パターンに(笑)。
龍馬は後ろめたいことがあるのでこれまた挙動不審に。

ボードウィンに思いきり怪しまれる仁。今まで日本人は騙せてきたけど、
西洋人からは見れば怪しいことこの上ないよな、仁って。まず発明した薬に西洋名付けるのがおかしい。
でもあの拡大鏡はすごい存在感だった。かっこいい…。

暗殺の事を話そうとするとやっぱり例の頭痛が邪魔をする。龍馬の運命は変えちゃ駄目ってことか。
これは本格的に修正力との戦いみたいになってきたな。しかし何なんだろう、修正力って。

ここにきて大河ドラマとの大きな違いが。やっぱり大河のほうはだいぶ綺麗だったんだな…。
この二人の喧嘩は個人の考えの違いというより幕末人と現代人の違いから来ているような気がする。
無血革命できればそれに越した事はないんだけど、命懸けて失敗したら元も子もない。
力に物を言わせて120%の成功率をもぎ取るしかない、と思ってしまうのも無理ないんじゃないか。

そういえば写真!これが残って後々日本史の教科書に載っちゃったらどうするんだ仁(笑)。

前期ではまだ江戸に来てぐらぐら迷ってばかりの仁を龍馬が導く役回りだったけど、
今期は闇にいる龍馬を仁が照らすような役回りになるんだろうか。
でも仁もまだそんなにしっかりしてないけど大丈夫?(酷)






『JIN−仁−』5話感想。
前回の仁が消えちゃった続き。仁の視点で江戸からどんどん時代が進み、
幼少の仁が見られるのかと思いきや、「俺じゃない!」!?
なにいいい!?と思ったら仁が戻ってきた。しかしそれはお初の命と引き換えだった。
お初は仁の先祖ではなく、仁の発生を邪魔する存在だったのか…。
これってまさに前期で仁が龍馬に語った心配じゃないか。それが自分の身に起こってしまうとは。

純粋に医療に従事したいのに、タイムスリップしているがゆえに色々悩む仁。
『歴史の修正力』なんてのも実際あるかどうか分からないのに、変に意識して「負けたくない」とさえ思ってしまう。
仁が人を治すのはそんな理由じゃないはずなのに。

それを考え直させてくれたのが今回の吉十郎と田之介。延命よりも優先したいものがあるのは昔も今も同じかもしれない。
それにしても与吉役の子は台詞はほとんど無くても目力があったなあ。最近の子役はほんと末恐ろしい(笑)。

今まで苦戦してたペニシリンの粉末化がこんなことで成功!?
世紀の大発見もこんなうっかり偶然にできてしまうこともあるんだな。
次週はなんかもういつも以上に気になる!って毎回思ってる(笑)。






『JIN−仁−』4話感想。
仁友堂の医療技術が着々と進んでいて感心。
遠心分離機があれば血液検査ができるのか!ありがとう名前分からない助手の人!

恵姫の声が上品ですごくよかった。瘤って良性の腫瘍?あんなに大きくなるものなんだ…。
昔は輸血にもこんなに問題や葛藤があったんだな。

龍馬サイドがどんどん暗殺に向かって進んでいて心臓に悪い。
やっぱりもうおりょうと出会ってたんだな。そういうのベラベラ喋りそうなのに(笑)。
東がー!!仁が助けなければここにはいなかった人物、というのは相当な危険因子なのか。

仁も今までで一番のピンチのような…。こんなの抗いようがないじゃないか(泣)。







『JIN−仁−』3話感想。
拷問の内容は大河ドラマ『龍馬伝』を見ていたので知識はあったけど、
これを『JIN』でやられるのはつらいものがある(泣)。
この時代に綿密な捜査も公正な裁きも期待できない、と思ったら
医学館の多紀先生がやってくれました!うそぉ、先週までめっちゃ悪役だったのに!
うおおおありがとう!そういえば前期でも、仁友堂をライバル視するけど医師としては責任感のある人だった。
しかし砒素を調べる技術がこの時代にあって良かった。金魚には迷惑な話だけど。

福田がちゃんと仁友堂に戻ってきて良かった。と佐分利も思ってるに違いない(笑)。
そして野風の洋装姿がなんとも豪華。町民姿よりこっちのほうがずっといい!
ルロンさんとても人が良さそうだ。前々から身分を隠してプレゼントしてるところに本気度が窺える。
野風にとっては「好かれる」ことが癒しにもなるんじゃないだろうか。

仁と咲には…びっくりした…。ずっと中途半端な仁だったけど、やはり前回でもう未来とは決別したんだろうか。
咲はもうちょっと自分の幸せを考えても良いと思うんだけど…。控えめで気配り第一な性格では無理か。
野風に遠慮したのもあるけど、ミキにも遠慮したんだと思う。

これでまだ3話なのか…。毎回盛り沢山な内容で考える事がいっぱいです。ぜーはーしながら追いかけています。







『JIN−仁−』2話感想。
あんドーナツがどうやって危機を招くんだろうと思っていたら、和宮が甘いもの好きでしたか。
歴史音痴の仁もさすがに「皇女和宮!?」と叫んで松本良順に押さえつけられる(笑)。
この良順って密かにすごいと思う。素性の怪しい仁の医術のすごさを素直に認めて、
奥医師に推薦しようなんて、この時代の人にしては合理性を持った人だ。

咲があんまりにも健気なんだけど、それを隠すものだからちっとも仁が気づかないので、
「お前はもーちょっと咲を構うべきだ!」ともどかしくなってしまう。
まあ仕方ないか。控えめなのが咲の良いところなんだし。

前回で福田が医学館に連れ戻されるのかと思ったら、まさかスパイの真似事させられるとは。
やめろよ福田がまた胃潰瘍になっちゃうだろう!そして福田が裏切ったら佐分利がショック受けちゃうだろう!

それにしてもこの時代でもなんとか胃洗浄ができるんだな。しかし挿入管の細いのは無いから
宮様は相当大変だっただろう。高低差を利用した排出方法も見事。仁はやっぱりすごい。

大牢の中はやっぱり気が滅入るというか、見ていて辛いなあ。
こんな不公平で理不尽な目に遭って、もう江戸なんか懲り懲りだ!と思っても仕方ないのに
仁をこの時代に引き止めたのは咲の存在だった。もう仁はこの時代を捨てられないだろう。








『JIN−仁−』1話感想。
初回2時間でツッコミどころも叫びたいことも色々あるのですが
全部は描けずこれが限界。佐久間象山とか西郷さんとか描けなかった…。

序盤は栄さんにドーナツ食べさせよう作戦がほのぼのと展開していたのに
中盤の凄まじさと言ったら…!市村正親の迫力はやっぱりすごい。

前作に比べると一気に史実の人が出てきて追いつくのが大変。
新撰組がさらっと出てきたよ!龍馬ギャグ言ってる場合じゃないよ!
西郷さんが『篤姫』の時の西郷とそっくりで、「え、同じ俳優…じゃないよな…」と驚いた。
いやー貫禄充分だった藤木隆宏。『坂の上の雲』で高評価されてたらしいので、時代物が似合う人なのかも。

まだまだ迷いのある仁だったけど、佐久間象山の言葉で少しは吹っ切れたんだろうか。
歴史に関係なく救いたければ救えばいい!と思って龍馬に言おうとした矢先に
頭痛が!ホルマリン君が!やっぱり頭痛と付き合っていかなければいけない仁だった。



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