空澄(カラスミ)。主人公。
お姫様を演じながらも、中身は庶民的。素朴で良い子。 何の力も無い女の子なんだけど、知識や策略とは関係なく賢いような気がする。 なんかもう性格がとてもかわいい。 | |
テン・フオウ。将軍。
豪放磊落。戦好き。戦場では鬼のような強さを見せる。合理主義で、総合的に勝てば良し。細かい事は気にしない。 大物。この人が負けたり後悔したりすることはこの先無いんじゃないか、と思うほど。カッコいいったらない! | |
トエル・タウ。軍師。
手回しの早い策略家。商売も上手。テンのフォローに大忙し。 苦労人っぽいところが、つい応援したくなる。テンもかっこいいけど、この人も好き。もし裏切ったらどうしよう…。 | |
クロハ。
いつでも黒衣。圧倒的な存在感。カラを強烈に惹きつける。 登場人物の中で一番好き!テンを上回った。もう別格。 ラスボス級のオーラを感じる。 | |
ヒカゲ。護衛。暗殺者。
無音で動く隠密。カラを護りつつ精神的にも支える。無口。行動は優しい。 仕事が完璧。誠実さに安心する。カラをよろしくー! | |
■和風な世界設定がとてもよかった。生活や風習が細かく描写されていて、文体も古典のような優雅さが感じられる。文章がカラの一人称なせいか、戦争中でも優しそうな雰囲気がする。こんなに優しい子が、気をしっかり持って頑張っているところにジーンとしてしまう。なんかもう親心。これで戦がもっと過酷になっていったら、カラが今の状態を保っていられるか心配。
■衣装役さんが気になってしょうがない。思慮深くて世情に通じていて、カラを諭したり心配してくれたり。絶対一般人じゃないでしょう!本名と共に意外な正体があるに違いない。どうしても勘繰ってしまう。 ■そんな彼女が「トエとテンには注意するように」と言うんだから、もう心配でしょうがない!!(カラの憧れというか存在理由にまでなってる二人が裏切ったら、過酷過ぎる…。いや、大丈夫?『七姫物語』はそういう話ではない気がする)。 ■衣装役さんや絵描きさんも描きたかったけど、イラストが無いので描けなかった。今後出てくるといいな。 |